本年1月8日に鐡砲洲稲荷神社(中央区湊一丁目)で行われた第68回寒中水浴大会「寒中禊」に、大宮八幡宮氏子青年会として参加してまいりました。参加者は東京都の各氏子青年会より15名、鐡砲洲稲荷神社弥生会から16名、神社職員他併せて37名で禊を行いました。
9時に境内に着くと、本殿前にはプールに水が張られており、中には約130キロの氷柱2本が立っております。もうここまで来たら後戻りはできません。受付を済まし男性は褌に鉢巻、女性は水着の上に白装束に鉢巻になり、待っている間に寒中禊経験者から過去のお話を聞きながら・・・どんなに情報を得ても緊張は解けません。そして境内に集まり、来賓の方のご挨拶(この時は褌と半纏を着用ですが、当然に寒いです)。11時になり半纏を脱ぎいよいよ寒中禊の準備運動、先ずはランニング、そして体の邪気を発散させ心と霊魂を浄化統一する“鳥船”(櫓を漕ぐ様な動作と掛け声)など20分ほど心体を整え、雄叫びをあげ2本の指で邪気を払い氷水のプールに!まずは腰まで浸かり、合図があり胸まで浸かります。足先からジンジン冷えて震えが止まりません。振魂を唱えながら(唱えていないと口がガタガタ)、一度腰まで上がりまた胸まで浸かりもう足先の感覚は・・・プールを出て、鳥船などを繰り返し再度プールへ!2度目は体の震えも感じ(そう言えば皆様のご健勝と疫病退散を願ってなかった!)、振魂を唱えながら心の中で祈願させていただきました。(後から振り返り、水に入っていたのは4分40秒ほど)出た後は、膝からの震えが止まりませんでしたが、鳥船などを行い禊終了となりました。
体はガタガタ震えてますが、禊準備の鳥船を全身全霊行い心体を温め研ぎすませたからでしょうか、清々しさは格別。また機会があれば参加したいなと思うほど明朗な気分でした。
大宮一丁目自治会 副会長 根岸政明
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